音楽

古本・鴨川・同志社・モールル

土曜日は久しぶりに京都へ。いや久しぶりでもないか。 まずは京都大学周辺の百万遍界隈へ行って古本屋を回りました。収穫はこんな感じ。ブータンと幸福論―宗教文化と儀礼作者: 本林靖久出版社/メーカー: 法蔵館発売日: 2006/12/20メディア: 単行本 クリック:…

いつか晴れた日に

そして、いつか晴れた日に「わたし自身」の輝かしい旗が高く掲げられ、あらゆる悩みと苦しみが、霧のように吹き払われる――なんてことは、決して起こり得ない、という認識。 それがすべての出発点だっていうんだから、やんなっちゃうよねえ。 さんざんな目に…

気になる曲

この人のこの曲の動画は前にも一度貼り付けたことがあるけど、別のライブのがあったので。ちょっとマジカッコよすぎます。そしてなぜだか僕は眼鏡をかけた女の子に弱いので。いかれてます。なんかか「激痛」みたいな感じのシロモノ。「音楽」というのかなん…

毎日の環境学

Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学アーティスト: 小沢健二出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2006/03/08メディア: CD購入: 2人 クリック: 358回この商品を含むブログ (404件) を見る4年の時をへて購入。今のオザケンを聞いてみたい。

No Music, No ****

なんか、「僕の音楽遍歴」または「音楽による自伝の試み」みたいになっているけど、全然そうではない。僕にとって大事なミュージシャンが何組も抜けている。スピッツもラウンドテーブルもピチカートもICEもビートルズもビーチボーイズもロジャニコもカーディ…

千年紀末に降る雪は

そうこうするうちにキリンジと出会ったのだが、いつのことだったか。たぶんセカンドアルバム「47'45"」が出てからサードアルバム「3」が出るまでの間、99年か2000年のことだろう。ヴィレッジ・ヴァンガードでバイトしながら、個人的には鬱々としてい…

大人になれば

記憶が曖昧なのだが、僕がFGをちゃんと聴き始めたのは解散後だったはずだ。 ソロになった小沢健二のアルバム「life」を手にしたのは震災後だった気がするから、95年のことだったのだろう。数少なかった友人のうちの二人(一人は後に亡くなった。理由はまだ聞…

小沢くん、小山田くん、今年も夏が来るよ

FGは18歳のときからずっと僕のベスト・バンドでした。ビートルズを知ったって何を聴いたってこのマガイモノでツクリモノの音楽が、いつも僕の心の中にありました。 バブルとポストモダニズムの空気を胸いっぱいに吸って育ち、××なんて言葉をもう誰も使わなか…

ヨンダホンダ・ウタッタウタダ

習慣的に誠実とされる言葉をどこかで拾って来て並べるよりも、言葉を弄び、言葉と戯れ、意識的に仕掛けを組み立てる方がより真摯である場合もある。つまりそれが「ウタ」だ。だから良い「ウタい手」は常に不謹慎だ。不謹慎であることで誠実なのだ。1809―ナポ…

なにやら悲しい夢を見たようです。

なにやら悲しい夢を見たようです。 けっこうストーリーがあったみたいだけど、なにも覚えてないのです。 俺、風呂入るトゥナイト 君の事を忘れたいから 俺、風呂入るトゥナイト 君の記憶流したいから 君が残した香りが枕に染み付いて 燃やしても消えなかった…

人間って何ですか

人間て何ですか 食えるんですか 金になりますか 人間て何ですか 食えるんですか 金になりますか あぁ まだ外はひどいひどい雨だね (モーモールルギャバン「悲しみは地下鉄で」)クロなら結構ですアーティスト: モーモールルギャバン出版社/メーカー: ビクタ…

parisian eyes

[rakuten:neowing-r:10097457:detail] どこだっけ? たしか三田かどこかのアウトレットモールに行ったときに買ったCD。10曲目の"parisian eyes"がかっこいいぜ。

カメラの中、三秒間だけ僕らは

トイレによるために入ったリサイクルショップで、昔欲しかったカメラを発見。あのときは7万ほどしたので、やめといたのでした。Finepix F700。6年ぶり。 値段を見ると、4000円弱。アホな買い物かもしれませんが、まあ、保証もついてることだし、買ってしま…

あなたが何より嫌う、いささかナルシスティックな感動とともに

人は来て、人はゆきます。 僕たちの時間がキョムから出てキョムへ帰るのなら この橋の上を、せめて僕たちだけのステップで歩いていきたいのです 踏みはずしたところで、落ちる先は同じキョムなのですから そうは思わないか? この街の空の下 あなたがいるか…

気になるあの娘は普通のパイク

いや、ヒカシューの「パイク」と相対性理論の「気になるあの娘」を交互に聞いてると、何気にちょっと気がおかしくなりそうで、絶妙っすよ。

聞けば聞くほど

「1Q84」のテーマソングみたいな気がします。 パラレル・ワールド。 ひみつの組織が来て 8時のニュースが大変 都会に危機がせまる 巨大な危機がせまる 暇ならわたしと来て こわれた世界を体験 時代の危機がせまる 稀代の事態になる 放課後 ふとよぎるテレ…

回れ、僕の

心のもどかしさを 言葉に出来ないから 9thのコードに託すのさ 回れ、僕の12インチのグルーヴ! 二度と醒めない夢を見させて (山下達郎『ジャングル・スウィング』) TREASURESアーティスト: 山下達郎出版社/メーカー: Warner Music Japan発売日: 1999/06/02…

夕暮れ電車に飛び乗れ

君はどこかで誰かと聴いているだろうか ゆっくりと動き出す電車の音を 君は景色の中に残っているみたい 僕は誰かと優しい歌を歌ってる 次の駅で降りてみようか(空気公団『夕暮れ電車に飛び乗れ』)融アーティスト: 空気公団,山崎ゆかり,荒井良二出版社/メー…

東名阪自動車道 鈴鹿から亀山まで ユキのため 渋滞

Mon cheri 前が見えないの 狂ったように向って来る粉雪で ワイパーがきかない Mon cheri そこを去らないで あきらめないで待っていて もう少し 必ず着くから 夜を越えて会いたい 早く早く 何もいらない ああ時間よ止まって今だけ (松任谷由実『吹雪の中で』…

僕らが旅に出る理由

遠くまで旅する恋人に あふれる幸せを祈るよ 僕らの住むこの世界では 太陽がいつも昇り 喜びと悲しみが 時に訪ねる 遠くから届く宇宙の光 街中で続いてく暮らし 僕らの住むこの世界では 旅に出る理由があり 誰もみな手を振っては しばし別れる (小沢健二『…

神様どうか僕の願いを叶えて 光る星も 夜風も 全ていらないよ 涙がこぼれそうさ 君よ、行かないで 遠い夢も 明日も 全て薄れゆく 電車はゆらりゆらり 空を越えてゆく 光る星も 夜風も 全て乗せてゆく (つじあやの『三日月の夜』クローバーアーティスト: つ…

長い休暇

A LONG VACATION from Ladies(初回限定盤)(DVD付)アーティスト: オムニバス出版社/メーカー: ユニバーサル・シグマ発売日: 2009/11/04メディア: CD購入: 4人 クリック: 48回この商品を含むブログ (22件) を見る 珍しいことだけど、新聞を見てCDを買いました…

そっとクイズを出す

そしてそっとクイズを出す 悪魔が現われるのを待つ 長い宇宙の瞬間を 僕はぼんやり待ち続けてる feed me,beat me, I'm a monkey lead me, cheat me I'm a monkey Ah 僕を包む 白くかすんだ夜の光が 長い宇宙の瞬間を 僕はぼんやり待ちつづける (Fripper's Gu…

こわれやすいもの

壊れたかけらで指を切る つないだ手と手の弱さを知る 子どもみたいにそっと歌う どんな唇からも そっと触れる どんな温もりからも こぼれ落ちるようにfragile 今 この場所から まっすぐ歩くことに僕は戸惑ってる fragile 今 風に吹かれ このトラックで僕はよ…

かなしくて

白い雲は 流れ 流れて 今日も夢はもつれ わびしく揺れる悲しくて 悲しくて とてもやりきれない この限りない 空しさの 救いは ないだろうか (フォーク・クルセダーズ『悲しくてやりきれない』)ザ・フォーク・クルセダーズ ゴールデン☆ベストアーティスト: …

from ケイタロウ的2009年夏の160曲 〜その7・最終回〜

そんな風に僕たちも 愛せたらいいのに 水のように透明な 心ならいいのに 抱きしめた両手から逃げる 灼きすぎて痛いわって 風はペパーミント ブルーのソーダが 指先に揺れている 空も海も遠のいてゆくよ 君のはにかんだ笑顔だけを残して (大瀧詠一「ペパーミ…

from ケイタロウ的2009年夏の160曲 〜その6〜

誰かが笑って 空に舞う円盤 あの日も君と そうさ こんな ざわめきの中で 乱暴に愛した 夏の終り ... サンセット 馬鹿騒ぎの海で 今も僕は溺れている 特別な瞳 ありふれてた嘘の 底深くに (キリンジ「クレイジー・サマー」)スウィートソウル epアーティスト…

from ケイタロウ的2009年夏の160曲 〜その5〜

Outbound freighter going to America Waiting down at the dock of the bay Summer night in riviera Quiet seas and the silverly shores Cool breeze for a curtained lace Two empty glasses and the bottle of wine No using crying No using sighing S…

from ケイタロウ的2009年夏の160曲 〜その4〜

海辺の避暑地に 過ごしたあの夏 波が静かな日は 島まで漕ぎ出した 小さなボートでただ舟を眺め キャンディーを舐めて 少しかなしく 綺麗だった (Hi-Fi Set『海辺の避暑地に』)サマーソング・ベスト・コレクションアーティスト: オムニバス,吉野千代乃,稲垣…

from ケイタロウ的2009年夏の160曲 〜その3〜

まぶしい太陽の日差しに 重いまぶたをゆっくりと上げる 何度も無駄に過した午後が 窓から零れ落ちるあの雨雲が過ぎれば ほら風向きも変わる 差し違えたコード たどるように また君は話し始める(Bridge『プール・サイド・ミュージック』)ベスト・オブ・トラ…