2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

コロンバインのための……

深夜のテレビで、ボウリング・フォー・コロンバインという映画を見ました。例の、マイケル・ムーアという人の作ったドキュメンタリーですね。 ボウリング・フォー・コロンバイン マイケル・ムーア アポなしBOX [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテイ…

コメダコーヒーcomes to Nara.

名古屋を中心として東海地方に数百店のネットワークを誇る喫茶店チェーン、コメダ珈琲が奈良にお目見えしました。関西初上陸だそうです。ちょっと驚いた。 ぼくは愛知県出身の人にコメダを教えてもらって、旅行なんかで東海地方へ行ったときにはよく利用して…

ギャツビーの街

このあいだからグレート・ギャツビーのことをいくつか書いています。 この小説の舞台となっている「イーストエッグ」と「ウェストエッグ」のモデルとなっているのは、ニューヨークの東、ロングアイランドにある「グレートネック」と、「マンハッセット」(な…

まことに驚くべき京都市の「新景観政策」

以前も一度触れたことがありますが、京都市の新しい景観政策の骨子が発表されたそうです。 (asahi.comより) http://www.asahi.com/life/update/1125/007.html それによると、「建物の屋上の広告物は6年以内に全て撤去」「世界遺産など主要な文化財の周囲の…

ひさしぶりに京都に

行ってきました。夕方に清水寺界隈に行ってみたのですが、清水寺の特別夜間拝観期間とかで、ものすごい人の数・・・。いやになって、八坂の塔をながめて、文の助茶屋でぜんざいを食べて引き上げましたよ。

翻訳畑で捕まえて

それにしても、野崎孝さんという方は、アメリカ文学の日本への紹介・翻訳ではそれこそ「偉大な」功労者ですね。こういう方とハルキ氏とが、翻訳を通して接点を持っているというのは、興味深いことです。翻訳の比較研究なんかにも役立つかもしれない。 ハルキ…

偉大なるフィッツジェラルド――略して「偉(えら)・フィッツジェラルド」

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)作者: スコットフィッツジェラルド,Francis Scott Fitzgerald,村上春樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/11メディア: 単行本購入: 23人 クリック: 170回この商品を含むブログ (484件) を見る いや…

神戸ルソー

兵庫県立美術館に行って「エコール・ド・パリ」展を見てきました。 いちばん気に入ったのは、アンリ・ルソーの猫の絵。小さな作品ですが、ちょっと顔の歪んだ(デッサンが下手だからか?)猫がユーモラスで非常に可愛い絵でした。ルソー、いいよねえ。久しぶ…

雨の奈良町

奈良町にお茶しにいきました。 歩いていると、奈良町の将来にふと一抹の不安を感じました。いや、なんとなく。(写真は奈良町の風景ですが、本文の内容とは全く無関係です)

というわけでギャツビー

前回「長いお別れ」のことを書いたら、本屋にこの本が出ていたのだ。グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)作者: スコットフィッツジェラルド,Francis Scott Fitzgerald,村上春樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/11メディア: 単行本購…

I can’t give you anything.

I can't give you anything〜〜Gatsby〜〜Gatsby〜〜(スタイリスティックス"Can't give you anything(but my love)"のメロディで)

さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ。

ここ数日、「村上春樹+長いお別れ」という検索でいらっしゃる方が多いなあ、と思ってたら、この本の巻末の「ボストン便り」の中で村上春樹訳「長いお別れ」の出版が告知されているからのようですね。「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上…

なんと、面白い

三四郎 (岩波文庫)作者: 夏目漱石出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1990/04/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 22回この商品を含むブログ (80件) を見る 時々、なにかのきっかけで漱石を読みたくなるのです。で、この本。 なんというか、驚くほど面白い。…

われらひとしく

われらひとしく猫なれば 陽のぬくもりにまどろみて 世にふる日々を惜しみなく 眠り送るぞうれしけれ 人は猫にはあるまじと 己の内の賢しさは 堪え性無き心根を 鞭打たんとて叫べども われらひとしく猫なれば 風の寒きに背かんと まどかなる身に身をうずめ 眠…