ヨンダホンダ・ウタッタウタダ

 習慣的に誠実とされる言葉をどこかで拾って来て並べるよりも、言葉を弄び、言葉と戯れ、意識的に仕掛けを組み立てる方がより真摯である場合もある。つまりそれが「ウタ」だ。だから良い「ウタい手」は常に不謹慎だ。不謹慎であることで誠実なのだ。

1809―ナポレオン暗殺 (文春文庫)

1809―ナポレオン暗殺 (文春文庫)

 公爵かっけー。超優雅にして超冷酷。半端なく虚無い。そしてなんとまあ、大佐は大尉を愛していたのであった。おほほ。
 実は再読。奥付を見て驚いたのですが、なんと10年ぶりだったのでした。いつの間にそんな時間が経ったのか。
 
 
未見坂 (新潮文庫)

未見坂 (新潮文庫)

 うまい。堀江さんはいつでもうまいけど。
 こういうのは大好きです。しかし、なによりも先にまず「うまい」という感想になってしまうのは、どうなんだろう。
 
 
野口、久津川で爆死

野口、久津川で爆死

BeVeci Calopueno(初回限定盤)

BeVeci Calopueno(初回限定盤)

 義妹が教えてくれたこのバンドに目下ハマっています。
 なんていうかかなり調子の狂った、時には投げやりな、時には変態チックな歌詞。しかし不思議と繊細な表現力を持ったボーカルとサウンド。バラードが好い。