そこには死者の霊もいない

ドイツでたずねた7つの都市のうち6つめは、ブランデンブルク州オラニエンブルクです。 ベルリン近郊の、緑豊かな平凡な住宅都市という感じなのですが、ここには歴史に不名誉な名を残したある施設があります。「ザクセンハウゼン強制収容所」 ナチス政権下…

ベルリンあれこれ

↑社会主義東ドイツの象徴、テレビ塔。これはいまだに現役。いたるところから見えます。 ↑路面電車には毎日お世話になりました。これが走っているのは旧東ベルリン地区だけです。西では廃止されてしまい、壁の向こうで生き残っていたのです。 ↑チェックポイン…

西から東へ

さよならマインツ。 住み慣れた(?)マインツを離れて、空路にて首都ベルリンへ。 なんだかマインツやライン川流域の雰囲気がすっかり気に入ってしまったもので、大都会ベルリンへ場所を移すのが不安になりました。 ベルリン。 プロイセンの王都にして、カ…

温泉街のエトランジェ

マインツから郊外電車に乗り、ライン川を越えて十数分、ヘッセン州の州都ヴィースバーデンの中央駅に着きます。 日本ではあまり知られていませんが、「バーデン」の名が示すように、ここは温泉保養地。皇族貴族ブルジョワの社交場だっただけあって、そこそこ…

古城と大学のハイデルベルク

僕より一世代くらい上のみなさんは、「アルト・ハイデルベルク」という響きにセンチメンタルなロマンとノスタルジーを感じるようです。なるほど、ネッカー川が流れ、山の上には廃墟と化した古城がそびえるこの古い大学都市は、実に美しい。ここが3番目に訪ね…

その名もフランクフルト

お祭りとか初詣とかで夜店がならんでると、ついつい買ってしまうのが、アレですよね。 そう、第2の都市はフランクフルトです。 ヨーロッパの金融の中枢である大都市ですが、町並みがゴミゴミしてるとか犯罪が多いとか、ドイツではあんまり評判が芳しくないよ…

穏やかな街でした。

というわけで数日前に帰って来ました。ドイツに行ってきました。分不相応な贅沢ですが、一生に一度の特別な事情があっての旅行なので許してやってください。学生のころから行きたい国だったんだよー。 7つの都市を訪ねたので、行った順にご紹介します。 最初…

五山の送り火の薪の問題についてのツイートまとめ

いろいろつぶやいたのでまとめました。偉そうだったり無礼だったり矛盾してたりするかもしれませんが、そのままです。申し訳ないです。 ツイッターをなさっていない方にはわかりにくいかもしれませんが、ここに掲載したのは全て僕のつぶやきです。下から上に…

いつか晴れた日に

そして、いつか晴れた日に「わたし自身」の輝かしい旗が高く掲げられ、あらゆる悩みと苦しみが、霧のように吹き払われる――なんてことは、決して起こり得ない、という認識。 それがすべての出発点だっていうんだから、やんなっちゃうよねえ。 さんざんな目に…

ええじゃないか ええじゃないか

土日は伊勢・志摩に。 ↑伊勢神宮・内宮の参道、おはらい町です。何度も来てますが、にぎやかで楽しい町です。もちろんド観光地なのですが、下品な感じがしないのはさすがお伊勢さんのお膝元ということでしょうか。赤福餅も食べましたよ。あれは本店で食べると…

祇園祭宵山行った

二日たってしまいましたが、今年も祇園祭に行って来ました。16日の宵山です。 今年は遅めに、9時半ごろに四条烏丸到着。ひとごみがだんだん引き始める時間です。 なんでそんな時間かといえば、南観音山のご町内で深夜に行われる「あばれ観音」の行事を見るた…

気になる曲

この人のこの曲の動画は前にも一度貼り付けたことがあるけど、別のライブのがあったので。ちょっとマジカッコよすぎます。そしてなぜだか僕は眼鏡をかけた女の子に弱いので。いかれてます。なんかか「激痛」みたいな感じのシロモノ。「音楽」というのかなん…

ブログロクネン

このブログをはじめて、もうすぐ六年になります。これが368日目の記事ということになるので、つまり平均して6日に1日は書いていることになります。たいてい面倒くさがりの僕が、よくまあこれだけ続いたものです。 ちなみにこれが最初の記事。つまらんね。(…

週末日記

【6月30日(木)】 夜8時、JR奈良駅前で、モーモールルギャバンのボーカル、ゲイリー・ビッチェさんの路上弾き語りライブがありました。 モーモーファンの子からのメールで知って、仕事帰りに寄ってみたら、いましたよ、ゲイリーさん本人が! ギター持って…

山梨県 落無郡 忌為村 大字矢追 80-1

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山も無く 落ちも無ければ 意味も無し 薔薇を買い来て友と親しむ

毎日の環境学

Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学アーティスト: 小沢健二出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2006/03/08メディア: CD購入: 2人 クリック: 358回この商品を含むブログ (404件) を見る4年の時をへて購入。今のオザケンを聞いてみたい。

No Music, No ****

なんか、「僕の音楽遍歴」または「音楽による自伝の試み」みたいになっているけど、全然そうではない。僕にとって大事なミュージシャンが何組も抜けている。スピッツもラウンドテーブルもピチカートもICEもビートルズもビーチボーイズもロジャニコもカーディ…

千年紀末に降る雪は

そうこうするうちにキリンジと出会ったのだが、いつのことだったか。たぶんセカンドアルバム「47'45"」が出てからサードアルバム「3」が出るまでの間、99年か2000年のことだろう。ヴィレッジ・ヴァンガードでバイトしながら、個人的には鬱々としてい…

大人になれば

記憶が曖昧なのだが、僕がFGをちゃんと聴き始めたのは解散後だったはずだ。 ソロになった小沢健二のアルバム「life」を手にしたのは震災後だった気がするから、95年のことだったのだろう。数少なかった友人のうちの二人(一人は後に亡くなった。理由はまだ聞…

小沢くん、小山田くん、今年も夏が来るよ

FGは18歳のときからずっと僕のベスト・バンドでした。ビートルズを知ったって何を聴いたってこのマガイモノでツクリモノの音楽が、いつも僕の心の中にありました。 バブルとポストモダニズムの空気を胸いっぱいに吸って育ち、××なんて言葉をもう誰も使わなか…

菅首相

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KetaroNakamura1中村ケイタロウ 「ともに死なむ」と菅首相に手とられし夢みて覚めぬ電気無き夜に #waka #tanka RT@IshikawaTakuboku やとばかり桂首相に手とられし夢みて覚めぬ 秋の夜の二時 (「一握の砂」) 2時間前

暗闇に目を凝らせ

「なにもかも全て、無意味なの。この世界には意味なんて無いの。それはペシミズムでもなんでもない、当たり前のことなのよ。だからそれを受け入れて生きるほかない。意味のあるものなんて何一つないんだ、って心の底から納得できたときに、まるで暗闇で目を…

ほにゃららの終焉

昨日の夜、三人でパスタとかケーキとか食べた後で、ぼんやり紅茶を飲んだりしてしゃべっていて、ふと気づいた訳です。つまりね、僕の「若い頃」は、この一年ほどの間で完全に終わりを告げていたのだということにですよ。最早どんな意味でも、僕は「若者」で…

いざかや

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「君にだけ、本当の……」「あたし、ゆずサワー!!」 赤い眼鏡の娘は にへらへら

ヨンダホンダ・ウタッタウタダ

習慣的に誠実とされる言葉をどこかで拾って来て並べるよりも、言葉を弄び、言葉と戯れ、意識的に仕掛けを組み立てる方がより真摯である場合もある。つまりそれが「ウタ」だ。だから良い「ウタい手」は常に不謹慎だ。不謹慎であることで誠実なのだ。1809―ナポ…

素朴って素直で素敵

日本の素朴絵作者: 矢島新出版社/メーカー: ピエブックス発売日: 2011/03/09メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 10回この商品を含むブログ (3件) を見る 面白い本を買いました。 中世から江戸時代までの、日本の「素朴絵」を集めた本。 狩野派とか…

関智生画伯個展in奈良

なんかしつこいようですが、関智生画伯の個展"Real/Red vol.2”が奈良市のGellery out of place(http://www.outofplace.jp/G.OoP/current%20show.html)にて開催中です(6月19日まで)。土曜はオープニングパーティで、関さん自ら作品を解説するトークイベ…

なにやら悲しい夢を見たようです。

なにやら悲しい夢を見たようです。 けっこうストーリーがあったみたいだけど、なにも覚えてないのです。 俺、風呂入るトゥナイト 君の事を忘れたいから 俺、風呂入るトゥナイト 君の記憶流したいから 君が残した香りが枕に染み付いて 燃やしても消えなかった…

真夜中のテーブルで

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幕張はこんなにとおい0時半 やっぱり猫とあの頃が好き

ぶろーにー体験2

はい。プリントできて来ました。 いやいやいやいや、オモチャっぽいカメラでも、どうしてなかなか綺麗じゃないすか。 しかし、プリント代が一枚140円。これは高い。誰かに焼いてもらうことを考え中です。