僕の夜 Mes Nuits

こんな本をもらいました。

僕の夜―ロベール・クートラス作品集

　画家クートラスが、キャンバスではなく、ボール紙の切れ端で作った小さなカードに毎夜描き続けた不思議な絵。イコンのようでもあり、タロットのようでもある。どことなく中世の匂いがして、こういうの好きです。レオナール藤田の工芸作品に似た感じもして。

藤田嗣治手しごとの家 (集英社新書ヴィジュアル版)

「報道の日」の特番で津波の映像をたくさん見ました。
　震災直後に感じたショックとはまた違う感じを受けました。多くの人が亡くなったことが分かっている今となっては、恐怖の質が違う。そして恐怖以上に悲しみを感じる。
　郷土の歴史や生活そのものだった町並みが、たった数分でおしながされてゆく。海の無いわが町では起こりえないことですが、町を歩いていると、ふとそれを想像せずにはいられなくなったりもします。
　2011年、早く終わって欲しい気もします。

　メリークリスマス。