Haruki in Israel

村上春樹 雑文集作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/01/31メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 344回この商品を含むブログ (163件) を見る↑出てましたので購入。 「卵と壁」で知られるエルサレム賞での受賞スピーチの邦訳(というか原文)…

卵と壁について、訳者あとがきのようなもの

びっくりしました。軽い出来心で抄訳を載せたら、この数ヶ月でようやく一万を超えたばかりだったカウンターが、昨日のうちにたちまち3万近くまで跳ねあがったんですから。あらためて、ネットの威力の素晴らしさ、恐ろしさ、村上春樹さんの影響力の大きさを…

はじめに

2/17:重要な修正があったので書き直しました。村上さんは「エルサレム・ポスト」が引用した以上に踏み込んだ発言をしていました。 2/18:イスラエルの「ハアレツ」紙に掲載された全文を参考に、訳文を修正、編集しなおしました(詳細はこちら)。たびたび変…

追記

普段は閑散としている辺土のブログに、17日だけで約12000ヒットもの皆さんが来てくださって驚愕しています。もっと情報に通じた、もっと英語に堪能な方が、どこかにもっとまとまった内容をアップして下さっているはずだと思うと、冷や汗ものなのですが……。し…

卵と壁(三訂修正版)

表題の「卵と壁」とは、エルサレム賞の授賞式での記念講演で、村上春樹さんが使った比喩です。 ガザ地区への攻撃に対する抗議の渦巻く中、イスラエルの文学賞の受賞が決まった村上さんに対しては、各方面から批判や要望が出されていたようです。「賞を受け取…