ねてない。


 眠いです。なぜなら昨夜はあまりねてないから。なぜなら選挙のテレビを見てたから。
 いつもの選挙なら深夜まで与野党がせり合うのがおもしろいのに、今回はあっというまに与党がどんどん当確になって、ぶっちぎりすぎて、あまりおもしろくなかったですね。ただ、個々の選挙区はドラマチックだったなあ。なんてね、選挙を娯楽だと思っていると天下国家がだめになっちゃったりするらしいので、猛省します。

と、いうわけで。

 きょうははやくも眠いので、あまりいろいろ書けそうにないです。
 きょう電車の中で読んでた本は、これです。

もうおうちへかえりましょう

もうおうちへかえりましょう

 穂村弘さんは歌人です。短歌を作る人です。ぼくは短歌はあんまりよくわからないのですが、この人のエッセイはとてもおもしろい。文章がすばらしくうまい、とぼくは思います。詩人とか歌人の文章って、やっぱりうまいですね。散文家の文章とはなんかちがう種類のうまさのようですけどね。しかしこの人の本を読んでると、ダメ人間ぶりをアピールしてるわりには、女の子にはけっこう、なかなか、モテてるようだ・・・。見習いましょう。 

と、いうわけで。

 きょうははやくも、もう、とっても眠いので、あんまりいろいろ書けそうにないんです。
 きのうは昼下がりに投票にいったんですが、投票所の小学校の校庭ではこどもたちが野球をしていました。その横を有権者、善男善女たちがぞろぞろ歩いてるわけで、歩きながらなんとなく野球を見たりしてるわけで、たぶん普段はあんまりギャラリーとかいないだろうし、こどもたちにはけっこう刺激になったんじゃないかな。ぼくは・・・野球のルールがよくわからない世捨て人なので、ああ、お父さんお母さんたちが若いなー、などと思うばかりで、急ぎ足で投票箱に向かったのでした。

と、いうわけで。

 もう眠いから寝ますね。さいごに、夏ももう終わっちゃったし、この夏に買ってよく聞いてたお気に入りのCDは、これだ!

ベスト・オブ・トラットリア・イヤーズ

ベスト・オブ・トラットリア・イヤーズ

  • 2曲目『Watermelon Bikni』「カラフルなストローハットに風船の束」だって。色とりどりの夏。さようなら。
  • 7曲目『Heavy Yawn』ライナーには「蛇いやーん」って書いてあるけど、関西人のぼくは、「ヘビーやん?」ですかね。
  • 13曲目『Poolside Music』、ああ、夏色キラキラガールズ・ポップなぼくの夏なんてそんなもの、どこにもありゃしません。どうしてぼくの周りの女の子たちは誰一人として夏の海に行こうとしないのでしょうか?なにお肌の曲がり角だって?ああそんなことば、聞きたくもありません。聞きたくもありません。よしてください。
  • 14曲目『Everyday is Valentine's』「キッスであふれる街を抜け出して 冬の海へシトロエン飛ばそう」だってさ。そうか。冬は冬で楽しそうですね。

と、いうわけで。

 もう夢うつつなので、こんな歌を思い出してしまいました。筒井康隆の短編「座右の駅」に出てきた歌。

 「自民党自民党自民党の本来は粳の小米に寒ざらし、カヤに銀杏、肉桂に丁子。テン、テレツク、スッテンテン……」

 これって古典落語なんだね。

串刺し教授 (新潮文庫)

串刺し教授 (新潮文庫)