最近見た映画

最近見た映画を貼っておこう。

朝鮮戦争を舞台にした(とはいえ、むしろベトナム戦争を思わせる)ブラックコメディー。戦争やってる最中にこういう映画を作れるのがアメリカ人のすごいところ。↑よくできてた。文句なしに面白くて満足。絵的にも綺麗。冷戦が終わっても50年たっても面白いものは面白い。これもブラックコメディー。
太陽の王子 ホルスの大冒険 [DVD]

太陽の王子 ホルスの大冒険 [DVD]

↑監督は高畑勲宮崎駿も参加した、ジブリアニメのルーツ的な映画。のちのジブリの作品群に出てくる要素がすでにいろいろあらわれる。ヒロイン、ヒルダの人物造形と作画に異様に力が入ってて素晴らしい。

割と前から気になってた映画をまとめて見てみた次第です。にゃごにゃご。

元日は四天王寺さんに行ってきました

あけましておめでとうございます。
元日は四天王寺さんに行ってきましたよ。

 有名な西門と鳥居。むかしはこの鳥居の前まで海が来ていて、美しい夕日が見えたので、極楽の入り口と言われたそうです。中世の絵巻物にも出てきます。


 なかなか広いです。立派なお寺です。実ははじめてきました。


 このあたりは大阪でも古い街です。↑天王寺七坂のひとつ、口縄坂。この一角は、ちょっと大阪とは思えない雰囲気。京都というか、奈良に近い。

 同じく七坂のひとつ、清水坂。ここからは夕日がきれい。


 天王寺は都会の割にちょっと変な雰囲気があって面白い街です。

桜井

桜井の商店街はまだ昔のままです。



平成になってからの変化なんてほとんどないみたいですが、どんどんさびしくなっていく気がします。廃屋になって崩れかけている店もあって。


日本の地方都市はこれからだんだん消えてゆくのでしょうか。

でもこのアーケードはもうすぐなくなるようです。

HANARART2013

「奈良・町家の芸術祭HANARART」が今年も地元にやってきたので見てきましたよ。
















 地元商店街のイベントも重なってて、なかなかの賑わいでした。作品も面白かったのですが、街を歩き回ってあらためて見直せるのが楽しい。陶器屋さんのアンティークの招き猫は参考品ということで商品じゃないのですが、左下に顔だけ映ってる小さい方は、レプリカで売りもの。以前から狙ってるんだけど…なにかきっかけがあればね…。
 大和郡山会場は20日までです。
http://hanarart.main.jp/2013/koriyama.html

異国まちなみ散歩・その1

長崎はイエズス会の影響下で貿易港として建設された都市で、以来、その栄光も悲惨も全て異国との関わりの中にありました。今でも市内のあちこちに、国際交流の跡をとどめた町並みが残っています。二日目はそんな街並みを歩きました。歴史の流れは前後しますが、僕が訪ねた順にちょっとご紹介。
 
 
1東山手
 幕末から明治にかけて設けられた外国人居留地の一部です。長い鎖国が終わり、開港五港のひとつとして長崎が開かれたとき、この一帯が外国人のための街になりました。いまでも古い洋館が残り、キリスト教系の学校や病院が集まっています。


↑有名なオランダ坂

↑別な坂ですが、こちらもオランダ坂といいます。

↑旧イギリス領事館の裏側。なんとなくマレーシアを思わせる。
 
 
長崎新地中華街
 江戸時代には中国からの輸入品を保管するための倉庫街でしたが、明治になると華僑の人たちが移ってきて中華街になりました。チャンポンを食べたいならここですよ。チャンポンも明治時代に華僑の料理人が考案した料理だとか。長崎ではすっかり生活に定着した料理らしく、市内のスーパーを覗いてみるとチャンポン麺やチャンポンスープやチャンポンの具がいっぱい。


 
 
3館内町(唐人屋敷跡)
 新地が中華街になる前、つまり江戸時代、清国から来た貿易商や船員はこの地区で暮らしました。唐人屋敷と呼ばれ、鎖国ですから外との行き来は制限されていましたが、多くの中国文化がここから長崎市民に広まったそうです。明治以後は日本人の街になっているのですが、中国式の四つのお堂が残り、それが昭和的下町情緒と不思議にマッチして、台湾かどこかにいるような感じ。

↑左側にあるのが土神堂。


↑天后堂。

↑観音堂。なぜか猫が案内してくれました。

↑福建会館。
 ここはあまり観光に来ている人もいませんでした。不思議な街でした。


…「その2」につづく。