もうすぐ七月ですね。

 雨の多い六月です。雨の日に出かけるのはいやですよね。
 七月になると、いよいよ本当の夏ですね。今年も、京都の祇園祭の日が近づいてます。ぼくはほぼ毎年祇園祭の時期の京都をたずねています。今年も行くつもりです。ちょうど週末だから、すごい人出になりそうですけどね。
 祇園祭と言うのは不思議なもので、あの宵山の街の雰囲気は、なにか、病み付きにさせるものがあります。あの時期の鉾町一帯は、まるで普段とは別の場所みたいです。一年に数日間だけ地上に現れる、いつもの「京都」とは別の、幻の都市みたいな感じがします。他の時期に同じ辺りを歩いても、「あれ、こんなところだったっけ?」と思っちゃうんですよね。
 とにかくこの時期の京都には、何物にも換えがたい魅力があって、猛烈な暑さと人ごみに襲われることが分かっていながら、また今年も足を運んでしまいそうです。
 
 写真は、新町通り。祇園祭の時期には特に風情のある界隈ですね。