ふらんすへ行きたしと思へど

 フランスって割りと遠いので、カフェオレでも飲みながらこんな本読んでください。
 

パリ歴史探偵術 (講談社現代新書)

パリ歴史探偵術 (講談社現代新書)

 この本の中で僕がいちばん好きなのは、中世の城壁の痕跡をたどって歩く章です。かつて城壁の円形の塔が建っていた痕跡が、隣接した建物の半円筒形のくぼみになって残っている(この書き方で意味分かります?)ところが印象的でした。