未亡人の一年たちまち読んだ

 ジョン・アーヴィング「未亡人の一年」ですが、あっという間に読んでしまいました。アーヴィングの小説は、読む前はちょっと気が重いんだけど、一旦軌道になると、止められない止まらないです。これがどうなるのか、あれは何だったのか、彼は誰だったのか、と、先が気になって夢中で読んでしまいます。で、もちろん、面白かったんですが、うーん、しかし、「ホテル・ニューハンプシャー」なんかのほうが、綺麗なイメージも多かったし、好きだなあ。「未亡人の一年」はちょっとあまりにも殺伐とした感じがしました。

ホテル・ニューハンプシャー〈上〉 (新潮文庫)

ホテル・ニューハンプシャー〈上〉 (新潮文庫)