路地裏さんぽ

 先日、奈良市内を歩いてたときの写真。

 ▲三条通りの裏、お寺の横から入ってゆく目立たない路地です。

 ▲いったん広いところに出て、

 ▲折れ曲がってまた続く。

 それから、別の場所へ。

 ▲右側の街並みは……街並みのように見えるけど、街並みじゃなくて、白い車があるあたりまで、ずーっと一軒のお家です。室町時代に創業して以来15代続く製墨の老舗、古梅園さんです。『墨の香や奈良の都の古梅園』と詠んだのは夏目漱石。すごいとしか言いようがない。
 

 ▲最初は天気が良かった。(あとで雨が降った)



 ▲二枚とも、鳴川町の坂道の写真です。なんか、スケール感覚がおかしくなりません? トラックや自転車の人が、異様に小さく見える。地形の起伏の微妙な加減のせいでしょう。


 ▲「ほらほら、両先生方、寝ている場合じゃありませんよ」と、お釈迦さまとイエスさまを揺り起こそうとする吉村長慶さん。「宇宙庵吉村長慶」を名乗り、奈良のあちこちに不思議な石碑を残している明治の「奇人」だそうです。ちゃんと調べたことがないのでよく分かりませんが、地元の名士ではあったみたい。


 ▲民家の軒先に鹿が二頭。植木を食べようと狙っている模様。神の使者だけに、傍若無人で困ります。