琵琶湖の鱒釣りこんちきちん

 先週末は、滋賀の大津の大津祭を見てきました。山車が街を巡る前日の夜の、「宵宮」に行って来たんです。それぞれの町内が自慢の山車を路上に飾って、お囃子を聞かせてくれる。京都・祇園祭の「宵山」と同じですね。
 祭りの様子や雰囲気も、祇園祭によく似ています。 

(上が大津祭の宵宮、下が祇園祭宵山

 最初のうちは「祇園祭そのものやなあ」と思っていたのですが、夜が更けてくるにつれて様子が違ってくる。空が明るいうちは祇園祭とよく似た「コンコンチキチン」だったお囃子が、暗くなるにつれてどんどんテンポを速め、太鼓は複雑なビートを刻み、激しさを増していくのでした。なんというか、民族の血がさわぐリズム。ロックと言っていいんじゃないでしょうか?(←佐野元春のモノマネで)
 祇園祭のように暑くもなく、人込みも比較的少なく、ゆっくりまわって充分に堪能することができましたよ。おすすめ。