るーららー宇宙の風にのーるー

 小林信彦「小説世界のロビンソン」を久しぶりに読んでます。
 ほんとにこの小林さんは、「具眼の士」「孤高の人」という称号がふさわしいひとですね。この「ロビンソン」を最初に読んだときは、僕はまだリチャード・ブローティガンジョン・アーヴィングも読んでなかったんですが、また読み返してみて、なるほど、そういうことだったのか、と思いましたよ。

小説世界のロビンソン (新潮文庫)

小説世界のロビンソン (新潮文庫)

 ところで、この本、今ではタイトルが変って他の会社から出てるんですね。
面白い小説を見つけるために (知恵の森文庫)

面白い小説を見つけるために (知恵の森文庫)

 「面白い小説を見つけるために」。うーん。解りやすいけど。でも前のタイトルのほうがよかったと思うんだけどなあ。