大阪のお年寄りには、「昨日」を「きンのう」と発音する方がいます。以前、チャンバラトリオの漫才で、
「わしは明日のライオンや」
「明日のライオン? なんやそれ」
「間違うた。わしは、きンのうの獅子(勤皇の志士)や」
というのがあって、心の底からずっこけたことがありました。そんなボケ分かるかい!
なぜこんな話を書くかというと、昨日の話を書こうと考えていて、心の中で「きんのう」と発音しちゃってたからです。普段こんな言葉つかわないんですが、古き上方のDNAが、僕の身体の中にも脈打ってまんねんわ。ほな、きンのうの話でっせ。