新訳ブームの一環ですね

移動祝祭日 (新潮文庫)作者: アーネストヘミングウェイ,高見浩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/01/28メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 27回この商品を含むブログ (52件) を見る 何年か前、パリに行きたいと思い立ったときにあちこちで探したのですが…

GOTH

ゴシック NBS-J作者: ロベルト・ズッカーレ/マティアス・ヴェニガー/マンフレット・ヴントラム出版社/メーカー: タッシェン・ジャパン発売日: 2007/10/31メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る ゴシッ…

面白い小説は最初の一ページで分かる。

パイド・パイパー - 自由への越境 (創元推理文庫)作者: ネビル・シュート,池央耿出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2002/02/22メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 41回この商品を含むブログ (52件) を見る 以前から気になっていた本で、書店で手に取ったこ…

というわけで、インド本を二つ。

インド建築案内作者: 神谷武夫出版社/メーカー: TOTO出版発売日: 1996/09メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (8件) を見る インドという国は本当に底知れないです。この国の、目を見張るほどの多様性。ヨーロッパや中国を…

ジョン・アーヴィングのインド小説

サーカスの息子〈上〉 (新潮文庫)作者: ジョンアーヴィング,岸本佐知子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/11/27メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (27件) を見るサーカスの息子〈下〉 (新潮文庫)作者: ジョンアーヴィング,岸本…

港都・南都・商都・京洛・燕京

横浜タイムトリップ・ガイド作者: 横浜タイムトリップ・ガイド制作委員会(著・編)出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 74回この商品を含むブログ (3件) を見る中世の奈良―都市民と寺院の支配 (歴史文化ライブラリ…

ねこぼん

ABC Cat作者: Lorenz Kienzle出版社/メーカー: Stewart, Tabori and Chang発売日: 2004/09/01メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る旅ゆけば猫―ニッポンの猫写真集作者: 岩合光昭出版社/メーカー: 日本出版社発売日: 2005/…

るるる、ル・クレジオがノーベル賞もらいましたね。

海を見たことがなかった少年―モンドほか子供たちの物語 (集英社文庫)作者: ル・クレジオ,J.M.G. Le Cl´ezio,豊崎光一,佐藤領時出版社/メーカー: 集英社発売日: 1995/06メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 43回この商品を含むブログ (23件) を見る 随分昔に読…

英語読めもしないのに

Vietnam Style作者: Bertrand De Hartingh,Anna Craven-Smith-Milnes,Luca Invernizzi Tettoni出版社/メーカー: Periplus Editions (HK) ltd.発売日: 2007/07/15メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る また洋書を買ってしまいました。以…

大金星やー。

大金星 (アフタヌーンKC)作者: 黒田硫黄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/09/22メディア: コミック購入: 8人 クリック: 39回この商品を含むブログ (100件) を見る 黒田硫黄の第3短編集が出ました。いやー、面白い。いろんな出来事や人間たちが、ずれな…

再読中

映画に毛が3本! (KCピース)作者: 黒田硫黄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/09/10メディア: コミック クリック: 19回この商品を含むブログ (35件) を見る信長と天皇 中世的権威に挑む覇王 (講談社学術文庫)作者: 今谷明出版社/メーカー: 講談社発売日: 2…

ねこくん、歩く

The Cat Who Walked Across France作者: Kate Banks,Georg Hallensleben出版社/メーカー: Farrar Straus & Giroux (J)発売日: 2004/03/02メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブログ (14件) を見る 先日、京都の寺町通りを歩いていたとき、倒…

あたらしい朝が来た

あたらしい朝(1) (アフタヌーンKC)作者: 黒田硫黄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/22メディア: コミック購入: 14人 クリック: 105回この商品を含むブログ (113件) を見る「大日本天狗党絵詞」の黒田硫黄が新作を書いていたことを、このコミック一巻…

静かな

雪沼とその周辺 (新潮文庫)作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/07/30メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 56回この商品を含むブログ (152件) を見る 今、こういうのを読んでいます。 静かな、ゆっくりと寂れていくような、田舎町が舞台の連作…

下鴨納涼古本市

先日、下賀茂神社境内の糺の森で行われていた納涼古本市に行ってまいりました。全36店が参加してブースを並べ、たいへん見ごたえがありました。でも暑かったっす。何が納涼だよ。京都は地獄の釜の底より暑いと、あの嘘つきのじいやが申しておりました。 ち…

遠眼鏡の彼方に

大正天皇 (朝日選書)作者: 原武史出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2000/11メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 100回この商品を含むブログ (40件) を見る 非常に興味深い本でした。明治、昭和という二つの「偉大な」時代の狭間で歴史から半ば忘れ去られ…

図書館で借りて読み始めたのです。

ラデツキー行進曲作者: ヨーゼフロート,平田達治出版社/メーカー: 鳥影社ロゴス企画発売日: 2007/01メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (13件) を見る 佐藤亜紀の元ネタらしい、という噂をかぎつけて、県立図書館で借りてきました。オース…

数ページ読んでみて

ロング・グッドバイ作者: レイモンド・チャンドラー,村上春樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/03/08メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 100回この商品を含むブログ (285件) を見る早川文庫の清水俊二訳「長いお別れ」と比べてみて、妙な感じがしま…

早速買いました

ロング・グッドバイ作者: レイモンド・チャンドラー,村上春樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/03/08メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 100回この商品を含むブログ (285件) を見るまだ読んでません。それにしても分厚い本だな。

ギムレットには早すぎるよ

ロング・グッドバイ作者: レイモンド・チャンドラー,村上春樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/03/08メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 100回この商品を含むブログ (285件) を見る村上春樹訳「ロング・グッドバイ」がいよいよ出るようです。 発売は…

浮世の義理で……

こんな本読みました。 しかし、この人の作品では「日の名残り」がいちばん良かったな。 この人の描く「日本」は、現実の日本ではないみたいです。浮世の画家 (ハヤカワepi文庫)作者: カズオイシグロ,飛田茂雄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/11メディ…

まだギャツビーの話

グレート・ギャツビー The Great Gatsby (ラダーシリーズ Level 4)作者: F・スコット・フィッツジェラルド出版社/メーカー: IBCパブリッシング発売日: 2006/07/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (5件) を見る…

ギャツビーの街

このあいだからグレート・ギャツビーのことをいくつか書いています。 この小説の舞台となっている「イーストエッグ」と「ウェストエッグ」のモデルとなっているのは、ニューヨークの東、ロングアイランドにある「グレートネック」と、「マンハッセット」(な…

翻訳畑で捕まえて

それにしても、野崎孝さんという方は、アメリカ文学の日本への紹介・翻訳ではそれこそ「偉大な」功労者ですね。こういう方とハルキ氏とが、翻訳を通して接点を持っているというのは、興味深いことです。翻訳の比較研究なんかにも役立つかもしれない。 ハルキ…

偉大なるフィッツジェラルド――略して「偉(えら)・フィッツジェラルド」

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)作者: スコットフィッツジェラルド,Francis Scott Fitzgerald,村上春樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/11メディア: 単行本購入: 23人 クリック: 170回この商品を含むブログ (484件) を見る いや…

というわけでギャツビー

前回「長いお別れ」のことを書いたら、本屋にこの本が出ていたのだ。グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)作者: スコットフィッツジェラルド,Francis Scott Fitzgerald,村上春樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/11メディア: 単行本購…

さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ。

ここ数日、「村上春樹+長いお別れ」という検索でいらっしゃる方が多いなあ、と思ってたら、この本の巻末の「ボストン便り」の中で村上春樹訳「長いお別れ」の出版が告知されているからのようですね。「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上…

なんと、面白い

三四郎 (岩波文庫)作者: 夏目漱石出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1990/04/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 22回この商品を含むブログ (80件) を見る 時々、なにかのきっかけで漱石を読みたくなるのです。で、この本。 なんというか、驚くほど面白い。…

コミさんの日中戦争

ポロポロ (河出文庫)作者: 田中小実昌出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/08/05メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 35回この商品を含むブログ (60件) を見る 田中小実昌という人の名前は聞いた事があったのだけど、まだ読んだことがなかったのだけど…

カポーティ

叶えられた祈り (新潮文庫)作者: トルーマンカポーティ,川本三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/07/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (47件) を見る なんだろう、この人の文章は、ちょっと読むだけで泣きそうな感じにな…